トラブルシューティング: 既知の問題に対する推奨されるトラブルシューティングにユーザーがアクセスできるようにする
このポリシー設定では、既知の問題に対するトラブルシューティングをデバイスに適用する方法を構成し、ドメインや IT 環境にどのように適用するかを管理者が構成できるようにします。
このポリシー設定を構成しない場合、ユーザーがトラブルシューティングの適用方法を構成できます。
このポリシーを有効にすると、ユーザーのデバイスにトラブルシューティングを適用する方法を構成できます。次のいずれかの値を選択できます。
0 = ユーザー、システム機能、または Microsoft によるトラブルシューティングの適用を許可しません
1 = システム機能と Microsoft による重大な問題のトラブルシューティングを自動的に適用するだけです
2 = システム機能と Microsoft による重大な問題のトラブルシューティングを自動的に適用します。他の問題のトラブルシューティングが利用できる場合にユーザーに通知し、ユーザーは適用または無視するかを選択できます。
3 = システム機能と Microsoft による重大な問題およびその他の問題のトラブルシューティングを自動的に適用します。トラブルシューティングによって問題が解決したときにユーザーに通知します。
4 = システム機能と Microsoft による重大な問題およびその他の問題のトラブルシューティングを自動的に適用します。トラブルシューティングによって問題が解決したときにユーザーに通知しません。
5 = ユーザーが自分のトラブルシューティングの設定を選択できるようにします。
このポリシーを設定した後、次の手順に従って、ドメイン内のデバイスで利用できる Microsoft が提供するトラブルシューティングを確認できます。
1. 次の内容の bat スクリプトを作成します。
rem 次のバッチ スクリプトによって、推奨されるトラブルシューティングがトリガーされます
schtasks /run /TN "\Microsoft\Windows\Diagnosis\RecommendedTroubleshootingScanner"
2. 新しい即時タスクを作成するために、[グループ ポリシー管理エディター] > [コンピューターの構成] > [基本設定] に移動し、[コントロール パネルの設定] を選択します。
3. [コントロール パネルの設定] で [スケジュールされたタスク] を右クリックし、[新規作成] を選択します。[即時タスク (Windows 7 以降)] を選択します。
4. 必要に応じて名前と説明を指定し、[セキュリティ オプション] でユーザー アカウントを [System] に設定し、[最上位の特権で実行する] チェック ボックスをオンにします。
5. [操作] タブで新しい操作を作成し、種類として [プログラムの開始] を選択して、手順 1 で作成したファイルを入力します。
6. ドメインに展開するようにタスクを構成します。
サポートされるバージョン: Windows Server または Windows 10 Version 1903 以降
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Windows\Troubleshooting\AllowRecommendations |
Value Name | TroubleshootingAllowRecommendations |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |
msdt.admx