自動実行の既定の動作を設定する

このポリシー設定では、自動実行コマンドの既定の動作を設定します。

通常、自動実行コマンドは autorun.inf ファイルに保存されています。多くの場合、インストール プログラムや他のルーチンを起動します。

Windows Vista 以前の場合、自動実行コマンドを含むメディアを挿入すると、ユーザーによる手動操作がなくてもプログラムが自動的に実行されます。

この場合、ユーザーが知らずにコードが実行される可能性があるため、重大なセキュリティ上の問題が発生することがあります。Windows Vista 以降の既定の動作では、自動実行コマンドを実行するかどうかをユーザーに確認するメッセージが表示されます。自動実行コマンドは、[自動再生] ダイアログ ボックスでハンドラーとして表示されます。

このポリシー設定を有効にした場合、管理者は Windows Vista 以降の自動実行の既定の動作を次のように変更することができます。

a) 自動実行コマンドを完全に無効にする。または
b) 自動実行コマンドを Windows Vista 以前の自動実行の動作に戻す。

このポリシー設定を無効にした場合、または構成しなかった場合、Windows Vista 以降では、自動実行コマンドを実行するかどうかをユーザーに確認するメッセージが表示されます。

サポートされるバージョン: Windows Vista 以降

既定の自動実行の動作


  1. 自動実行コマンドを実行しない
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE or HKEY_CURRENT_USER
    Registry PathSoftware\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
    Value NameNoAutorun
    Value TypeREG_DWORD
    Value1
  2. 自動実行コマンドを自動的に実行する
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE or HKEY_CURRENT_USER
    Registry PathSoftware\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
    Value NameNoAutorun
    Value TypeREG_DWORD
    Value2


autoplay.admx

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