リモート デスクトップの IP 仮想化を有効にする

このポリシー設定は、リモート デスクトップの IP 仮想化を有効にするかどうかを指定します。
既定では、リモート デスクトップの IP 仮想化は無効になっています。

このポリシー設定を有効にすると、リモート デスクトップの IP 仮想化が有効になります。この設定が適用されるモードを選択することができます。プログラム単位モードを使用する場合、仮想 IP アドレスを使用するプログラムの一覧を指定する必要があります。プログラムは 1 行に 1 つずつ指定します (各行の間に空白行を挿入しないでください)。たとえば、次のように指定します。
explorer.exe
mstsc.exe

このポリシー設定を無効にした場合、または構成しなかった場合、リモート デスクトップの IP 仮想化は無効になります。

リモート デスクトップの IP 仮想化モードをオンにする:

0. プログラム単位
   

   Registry Hive	HKEY_LOCAL_MACHINE
   Registry Path	SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Terminal Services\TSAppSrv\VirtualIP
   Value Name	VirtualMode
   Value Type	REG_DWORD
   Value	1

1. セッション単位
   

   Registry Hive	HKEY_LOCAL_MACHINE
   Registry Path	SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Terminal Services\TSAppSrv\VirtualIP
   Value Name	VirtualMode
   Value Type	REG_DWORD
   Value	0

Registry Hive	HKEY_LOCAL_MACHINE
Registry Path	SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Terminal Services\TSAppSrv\VirtualIP
Value Name	PerApp
Value Type	REG_MULTI_SZ
Default Value

複数のプログラムを一覧にする場合、1 行に 1 つずつ指定します (各行の間に空白行を入れないでください)。たとえば、次のように指定します。

explorer.exe mstsc.exe