BranchCache のハッシュ バージョン サポート

このポリシー設定では、BranchCache ハッシュ生成サービスがサポートするバージョン (バージョン 1 (V1) ハッシュ、バージョン 2 (V2) ハッシュ、V1 ハッシュと V2 ハッシュの両方) を指定します。ハッシュ (コンテンツ情報とも呼ばれます) は、BranchCache が有効にされている共有フォルダー内のデータに基づいて作成されます。

サポートするバージョンを 1 つだけ指定した場合、そのバージョンのコンテンツ情報だけが BranchCache によって生成されます。また、クライアント コンピューターはこのタイプのコンテンツ情報のみを取得できます。たとえば、V1 ハッシュのサポートを有効にすると、BranchCache は V1 ハッシュのみを生成し、クライアント コンピューターは V1 ハッシュのみを取得できます。

ポリシー構成

次のいずれかを選択します:

- 構成しない。これを選択した場合、このポリシー設定によって BranchCache 設定がクライアント コンピューターに適用されることはありません。この場合には、V1 ハッシュと V2 ハッシュの両方の生成と取得がサポートされます。これは既定の設定です。

- 有効にする。これを選択した場合、ポリシー設定が適用され、[サポートするハッシュ バージョン] で指定したハッシュ バージョンが生成および取得されます。

- 無効にする。これを選択した場合、V1 ハッシュと V2 ハッシュの両方の生成と取得がサポートされます。

このポリシー設定を有効にする場合、以下のオプションを選択し、構成できます。

- サポートするハッシュ バージョン:

- V1 のコンテンツ情報のみをサポートするには、[サポートするハッシュ バージョン] の値を 1 に構成します。

- V2 のコンテンツ情報のみをサポートするには、[サポートするハッシュ バージョン] の値を 2 に構成します。

- V1 と V2 の両方のコンテンツ情報をサポートするには、[サポートするハッシュ バージョン] の値を 3 に構成します。

サポートされるバージョン: Windows Server 2012、Windows 8、Windows RT またはそれ以降

値:

1= V1 ハッシュをサポートする

2= V2 ハッシュをサポートする

3= V1 ハッシュと V2 ハッシュをサポートする

サポートするハッシュ バージョン:


  1. V1 ハッシュ バージョンのみをサポートする
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\LanmanServer
    Value NameHashSupportVersion
    Value TypeREG_DWORD
    Value1
  2. V2 ハッシュ バージョンのみをサポートする
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\LanmanServer
    Value NameHashSupportVersion
    Value TypeREG_DWORD
    Value2
  3. V1 バージョンと V2 バージョンをサポートする
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\LanmanServer
    Value NameHashSupportVersion
    Value TypeREG_DWORD
    Value3


lanmanserver.admx

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