ポイント アンド プリントの制限
このポリシー設定は、Windows Vista のコンピューター用のセキュリティのプロンプトを含むクライアントのポイント アンド プリントの動作を制御します。このポリシー設定は、印刷の管理者ではないクライアントおよびドメインのメンバーであるコンピューターにのみ適用されます。
このポリシー設定が有効な場合:
- Windows XP およびそれ以降のクライアントは明示的に名前の付けられたサーバーの一覧からのみ印刷ドライバー コンポーネントをダウンロードします。クライアントで互換性のある印刷ドライバーが利用可能な場合、プリンター接続が確立されます。クライアントで互換性のある印刷ドライバーが利用可能ではない場合、接続は確立されません。
- Windows Vista のクライアントを構成し、ユーザーがポイント アンド プリントを行う場合、またはプリンターの接続用ドライバーの更新が必要な場合に、セキュリティの警告および管理者特権でのコマンド プロンプトを表示しないようにできます。
このポリシー設定が構成されていない場合:
- Windows Vista のクライアント コンピューターは、どのサーバーに対しても、ポイント アンド プリントを行うことができます。
- ユーザーがポイント アンド プリントを使って任意のサーバーに対してプリンター接続を作成する場合、Windows Vista のコンピューターによって警告および管理者特権でのコマンド プロンプトが表示されます。
- 既存のプリンターの接続用ドライバーの更新が必要な場合に、Windows Vista のコンピューターによって警告および管理者特権でのコマンド プロンプトが表示されます。
- Windows Server 2003 と Windows XP のクライアント コンピューターは、ポイント アンド プリントを使ってフォレスト内のどのサーバーに対してもプリンターの接続を作成できます。
ポリシー設定が無効になっている場合:
- Windows Vista のクライアント コンピューターは、ポイント アンド プリントを使ってどのサーバーに対してもプリンターの接続を作成できます。
- ユーザーがポイント アンド プリントを使って任意のサーバーに対してプリンター接続を作成する場合、Windows Vista のコンピューターによって警告および管理者特権でのコマンド プロンプトが表示されません。
- 既存のプリンターの接続用ドライバーの更新が必要な場合に、Windows Vista のコンピューターによって警告および管理者特権でのコマンド プロンプトが表示されません。
- Windows Server 2003 と Windows XP のクライアント コンピューターは、ポイント アンド プリントを使ってどのサーバーに対してもプリンターの接続を作成できます。
- [ユーザーはユーザーのフォレストのコンピューターに対してのみポイント アンド プリントが可能] 設定は、Windows Server 2003 および Windows XP SP1 (およびそれ以降の Service Pack) にのみ適用されます。
サポートされるバージョン: Windows XP SP1 から Windows Server 2008 RTM までをサポート
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Windows NT\Printers\PointAndPrint |
Value Name | Restricted |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |
printing.admx