このポリシー設定を使用すると、破損した MSI ファイルを回復する動作として、次の 3 種類のいずれかの状態に構成できます。
解決を確認: 破損した MSI アプリケーションの検出、トラブルシューティング、および回復が有効になります。アプリケーションの再インストールが必要な場合は、ユーザーに再インストールを求めるダイアログ ボックスが表示されます。これは、Windows クライアントの既定の回復動作です。
サイレント: UI を表示せずに、再インストールが必要な MSI アプリケーションの検出、トラブルシューティング、および通知が実行されます。破損が検出された場合はイベントがログに記録され、再インストールが必要なアプリケーションが提示されます。この動作はヘッドレス操作に推奨される動作で、Windows サーバーにおける既定の回復動作です。
トラブルシューティングのみ: ファイル破損の検出および検証が UI 表示なしに実行されます。 回復は実行されません。
このポリシー設定を有効にした場合、破損したファイルの回復動作は、[解決を確認] (Windows クライアントの既定)、[サイレント] (Windows サーバーの既定)、[トラブルシューティングのみ] のいずれかに設定されます。
このポリシー設定を無効にした場合、破損したファイルのトラブルシューティングおよび回復動作は無効になります。トラブルシューティングも解決も行われません。
このポリシー設定を構成しなかった場合、破損したファイルの回復動作は既定の回復動作に設定されます。
システムやサービスを再起動しなくても、このポリシー設定の変更はグループ ポリシーの更新後に直ちに有効になります。
注: このポリシー設定は、診断ポリシー サービス (DPS) が実行状態にある場合にのみ有効になります。サービスが停止している場合や無効になっている場合、システム ファイルの回復は実行されません。DPS は、Microsoft 管理コンソールのサービス スナップインを使用して構成できます。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WDI\{54077489-683b-4762-86c8-02cf87a33423} |
Value Name | ScenarioExecutionEnabled |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WDI\{54077489-683b-4762-86c8-02cf87a33423} |
Value Name | EnabledScenarioExecutionLevel |
Value Type | REG_DWORD |
Value | 1 |
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WDI\{54077489-683b-4762-86c8-02cf87a33423} |
Value Name | EnabledScenarioExecutionLevel |
Value Type | REG_DWORD |
Value | 2 |
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WDI\{54077489-683b-4762-86c8-02cf87a33423} |
Value Name | EnabledScenarioExecutionLevel |
Value Type | REG_DWORD |
Value | 3 |