ホスト名から Kerberos 領域へのマッピングを定義する

このポリシー設定では、Kerberos 領域にマップする DNS ホスト名と DNS サフィックスを指定することができます。

このポリシー設定を有効にすると、Kerberos 領域にマップするようにグループ ポリシーで定義された DNS ホスト名と DNS サフィックスの一覧を表示して変更することができます。マッピングの一覧を表示するには、このポリシー設定を有効にし、[表示] ボタンをクリックします。マッピングを追加するには、このポリシー設定を有効にし、構文に注意して [表示] ボタンをクリックします。次に、[内容の表示] ダイアログ ボックスの [値の名前] 列に領域名を入力し、適切な構文形式を使用して [値] 列に DNS ホスト名と DNS サフィックスの一覧を入力します。一覧からマッピングを削除するには、削除するマッピング エントリをクリックし、Del キーを押します。マッピングを編集するには、一覧から現在のエントリを削除し、異なるパラメーターを持つ新しいエントリを追加します。

このポリシー設定を無効にすると、グループ ポリシーで定義された、ホスト名から Kerberos 領域へのマッピング一覧が削除されます。

このポリシー設定を構成しないと、ホスト名から Kerberos 領域へのマッピングがローカル レジストリで定義されている場合、そのマッピングが使用されます。

サポートされるバージョン: Windows Vista 以降

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\Kerberos
Value Namedomain_realm_Enabled
Value TypeREG_DWORD
Enabled Value1
Disabled Value0

ホスト名から Kerberos 領域へのマッピングを次のように定義する

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\Kerberos\domain_realm
Value Name{number}
Value TypeREG_SZ
Default Value

構文:

Kerberos 領域名を値の名前として入力します。

Kerberos 領域にマップするホスト名と

DNS サフィックスを値として入力します。 複数の名前を

追加するには、エントリを ";" で区切ります。

注: DNS サフィックスを指定するには、エントリの前に '.' ピリオドを付けます。

ホスト名のエントリの場合は、先頭に '.' ピリオドを指定しないでください。

例:

値の名前: MICROSOFT.COM

値: .microsoft.com; .ms.com; computer1.fabrikam.com;

上の例の場合。DNS サフィックスが *.microsoft.com または

*.ms.com のプリンシパルは、MICROSOFT.COM Kerberos 領域に

マップされます。 また、ホスト名

computer1.fabrikam.com も MICROSOFT.COM Kerberos 領域に

マップされます。


kerberos.admx

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