これらのサイトのクライアント証明書を自動的に選択する

このポリシーでは、Chrome でクライアント証明書を自動的に選択できるサイトを指定する URL パターンのリストを作成できます。値は文字列変換した JSON 辞書の配列で、それぞれ { "pattern": "$URL_PATTERN", "filter" : $FILTER } の形式で指定します。$URL_PATTERN は、コンテンツを設定するパターンです。$FILTER は、ブラウザで自動的に選択されるクライアント証明書の発行元を限定するフィルタです。なお、フィルタの設定にかかわらず、サーバーの証明書リクエストに一致する証明書のみが選択されます。

$FILTER セクションの使用例:

* $FILTER に { "ISSUER": { "CN": "$ISSUER_CN" } } を設定した場合、発行元の CommonName が $ISSUER_CN であるクライアント証明書のみが選択されます。

* $FILTER に "ISSUER" と "SUBJECT" の両方のセクションを含めた場合は、両方の条件を満たすクライアント証明書のみが選択されます。

* $FILTER に "SUBJECT" セクションと "O" の値を含めた場合は、指定した値に一致する組織を少なくとも 1 つ含む証明書が選択されます。

* $FILTER に "SUBJECT" セクションと "OU" の値を含めた場合は、指定した値に一致する組織部門を少なくとも 1 つ含む証明書が選択されます。

* $FILTER に {} を設定した場合、クライアント証明書の選択に追加の条件は適用されません。ウェブサーバーによって提供されたフィルタは引き続き適用されます。

このポリシーを未設定のままにした場合、どのサイトについても証明書の自動選択は行われません。
スキーマと書式設定について詳しくは、https://cloud.google.com/docs/chrome-enterprise/policies/?policy=AutoSelectCertificateForUrls をご覧ください。

サンプル値:

{"pattern":"https://www.example.com","filter":{"ISSUER":{"CN":"certificate issuer name", "L": "certificate issuer location", "O": "certificate issuer org", "OU": "certificate issuer org unit"}, "SUBJECT":{"CN":"certificate subject name", "L": "certificate subject location", "O": "certificate subject org", "OU": "certificate subject org unit"}}}

サポートされるバージョン: Windows 7 以降および Microsoft Windows Server 2008 ファミリ以降

これらのサイトのクライアント証明書を自動的に選択する

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE or HKEY_CURRENT_USER
Registry PathSoftware\Policies\Google\Chrome\AutoSelectCertificateForUrls
Value Name{number}
Value TypeREG_SZ
Default Value

chrome.admx

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