このポリシーでは、DNS サーバーとの通信にオペレーティング システムの DNS クライアントと Google Chrome の組み込みの DNS クライアントのどちらのソフトウェア スタックを使用するかを管理できます。このポリシーは、使用する DNS サーバーの選択には影響しません。たとえば、オペレーティング システムで企業の DNS サーバーを使用するよう設定されている場合、組み込みの DNS クライアントでも同じサーバーが使用されます。また、DNS-over-HTTPS が使用されている場合は、このポリシーの対象となりません。Google Chrome では DNS-over-HTTPS リクエストに対して、常に組み込みのリゾルバを使用します。DNS-over-HTTPS の管理については、DnsOverHttpsMode ポリシーをご覧ください。
このポリシーを有効に設定した場合、可能なときは組み込みの DNS クライアントが使用されます。
このポリシーを無効に設定した場合、DNS-over-HTTPS の使用時のみ、組み込みの DNS クライアントが使用されます。
このポリシーを未設定のままにした場合、macOS、Android(プライベート DNS も VPN も有効でない場合)、Google Chrome OS では組み込みの DNS クライアントがデフォルトで有効になります。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE or HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | Software\Policies\Google\Chrome |
Value Name | BuiltInDnsClientEnabled |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |