ユーザーに許可を求めずに外部アプリケーションを実行できるプロトコルとその提供元のリストを定義します

ユーザーに許可を求めずに外部アプリケーションを実行できるプロトコルのリストと、各プロトコルに対して許可する提供元のパターンのリストを定義します。プロトコルのリストは、末尾の区切り記号を含めずに指定してください。たとえば「skype:」や「skype://」ではなく「skype」と指定します。

このポリシーを設定した場合、プロトコルがリストで指定されていて、プロトコルを実行するサイトの提供元がそのプロトコルの allowed_origins リストのパターンと一致する場合にのみ、ユーザーに許可を求めずに外部アプリケーションを実行できます。いずれかの条件を満たさない場合、ポリシーによって外部プロトコルの実行プロンプトを省略することはできません。

このポリシーを設定しない場合、プロンプトを表示せずにプロトコルを実行することはデフォルトで許可されません。ExternalProtocolDialogShowAlwaysOpenCheckbox ポリシーが無効に設定されていない場合、ユーザーはプロトコルやサイト単位でプロンプト表示を無効にできます。このポリシーは、ユーザーがプロトコルやサイト単位で設定したプロンプト表示の無効化に影響しません。

提供元の一致パターンは、URLBlocklist ポリシーと同様の形式で指定します。詳しくは、http://www.chromium.org/administrators/url-blocklist-filter-format をご覧ください。

ただし、このポリシーの提供元の一致パターンに「/path」要素や「@query」要素を含めることはできません。「/path」要素や「@query」要素が含まれているパターンは無視されます。
スキーマと書式設定について詳しくは、https://cloud.google.com/docs/chrome-enterprise/policies/?policy=AutoLaunchProtocolsFromOrigins をご覧ください。

サンプル値:

[
{
"protocol": "spotify",
"allowed_origins": [
"example.com",
"http://www.example.com:8080"
]
},
{
"protocol": "teams",
"allowed_origins": [
"https://example.com",
"https://.mail.example.com"
]
},
{
"protocol": "outlook",
"allowed_origins": [
"*"
]
}
]

サポートされるバージョン: Windows 7 以降および Microsoft Windows Server 2008 ファミリ以降

ユーザーに許可を求めずに外部アプリケーションを実行できるプロトコルとその提供元のリストを定義します

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE or HKEY_CURRENT_USER
Registry PathSoftware\Policies\Google\Chrome
Value NameAutoLaunchProtocolsFromOrigins
Value TypeREG_SZ
Default Value

chrome.admx

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