トラブルシューティング: 既知の問題に対する推奨されるトラブルシューティングにユーザーがアクセスできるようにする
このポリシー設定は、デバイスに関する既知の問題に対して推奨トラブルシューティングを適用します。管理者はこのポリシー設定を使用して、ドメインまたは IT 環境に推奨トラブルシューティングを適用する方法を構成できます。
このポリシー設定を構成しなかった場合は、推奨トラブルシューティングを適用するかどうか、およびその適用方法をユーザーが構成できます。
このポリシーを有効にすると、ユーザーのデバイスに推奨トラブルシューティングを適用する方法を構成できます。次の値の中から選択できます。
0 = この機能をオフにします。
1 = この機能をオフにしますが、重要なトラブルシューティングは適用します。
2 = 推奨トラブルシューティングが利用可能になったときにユーザーに通知し、ユーザーがそれを実行または無視できるようにします。
3 = 推奨トラブルシューティングを自動的に実行し、正常に実行された後にユーザーに通知します。
4 = ユーザーに通知することなく、推奨トラブルシューティングを自動的に実行します。
5 = ユーザーが自分用の推奨トラブルシューティングの設定を選択することを許可します。
この新しい設定を指定した後、ドメイン内にあるデバイスに対して推奨トラブルシューティングをトリガーするには、次の手順に従ってください。
1. 次の内容の bat スクリプトを作成します。
rem 以下のバッチ スクリプトは推奨トラブルシューティングをトリガーします
schtasks /run /TN "\Microsoft\Windows\Diagnosis\RecommendedTroubleshootingScanner"
2. 新しい即時タスクを作成するには、[グループ ポリシー管理エディター] > [コンピューターの構成] > [基本設定] に移動し、[コントロール パネルの設定] を選択します。
3. [コントロール パネルの設定] で、[スケジュールされたタスク] を右クリックして [新規] を選択します。[即時タスク (Windows 7 以降)] を選択します。
4. 名前と説明を適宜指定し、[セキュリティ オプション] でユーザー アカウントを [システム] に設定し、[最上位の特権で実行する] チェック ボックスをオンにします。
5. [アクション] タブで、新しいアクションを作成し、種類として [プログラムの開始] を選択して、ステップ 1 で作成したファイルを入力します。
6. タスクをドメインに展開するように構成します。
サポートされるバージョン: Windows Server または Windows 10 Version 1903 以降
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Windows\Troubleshooting\AllowRecommendations |
Value Name | TroubleshootingAllowRecommendations |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |
msdt.admx