継続的可用性共有でのキャッシュを処理します


このポリシー設定は、SMB 共有の継続的可用性 (CA) フラグが有効になっている場合、その SMB 共有に接続するクライアントに対する SMB ハンドル キャッシュの動作を決定します。

このポリシー設定を有効にした場合、SMB クライアントで CA 共有のファイルへのキャッシュされたハンドルが許可されます。これにより、Microsoft Azure Files で実行されている CA 共有で多数の非構造化データ ファイルに繰り返しアクセスする場合に、パフォーマンスが向上する可能性があります。

このポリシー設定を無効にした場合、または構成しなかった場合、CA 共有を経由して開かれるファイルへのキャッシュされたハンドルは使用できません。

注: このポリシーは、Windows Server によって提供されるスケールアウト ファイル サーバーに接続する場合には、影響しません。汎用ファイル サーバーの役割を持つ Windows フェールオーバー クラスターでホストされるファイルに定期的に接続するクライアントに対しては、このポリシーを有効にしないことをお勧めします。有効にすると、フェールオーバー回数、メモリ使用率、CPU 使用率が不当に増える可能性があります。

サポートされるバージョン: Windows 10 Server、Windows 10、Windows 10 RT 以降

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\LanmanWorkstation
Value NameEnableHandleCachingForCAFiles
Value TypeREG_DWORD
Enabled Value1
Disabled Value0

lanmanworkstation.admx

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