ISATAP 状態を設定する

このポリシー設定を使用すると、ISATAP (Intra-Site Automatic Tunnel Addressing Protocol) を構成できます。ISATAP とは、IPv4 イントラネットで IPv6 ホスト間のユニキャスト IPv6 接続を提供するために使用される自動トンネリング テクノロジ (アドレスからルーターと、ホストからホスト、ホストからルーター、およびルーターからホスト) です。

このポリシー設定を無効にするか、または構成しない場合は、ローカル ホストの設定が使用されます。

このポリシー設定を有効にした場合は、次のいずれかの設定を使用して ISATAP を構成できます。

[ポリシーの既定の状態]: ISATAP ルーター名が正しく解決された場合は、リンクローカル アドレスと各プレフィックスのアドレスを使用してホストで ISATAP が構成されます。各プレフィックスのアドレスは、ステートレス アドレス自動構成を通じて ISATAP ルーターから受信されます。ISATAP ルーター名が正しく解決されなかった場合は、対応する IPv4 アドレスを使用してそのホストで ISATAP 接続を利用することはできません。

[ポリシーが有効な状態]: ISATAP 名が正しく解決された場合は、リンクローカル アドレスと各プレフィックスのアドレスを使用してホストで ISATAP が構成されます。各プレフィックスのアドレスは、ステートレス アドレス自動構成を通じて ISATAP ルーターから受信されます。ISATAP 名が正しく解決されなかった場合は、リンクローカル アドレスを使用してホストで ISATAP インターフェイスが構成されます。

[ポリシーが無効な状態]: ホストに ISATAP インターフェイスは存在しません。

サポートされるバージョン: Windows 7 以降

次の状態から選択してください:


  1. 既定の状態
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\TCPIP\v6Transition
    Value NameISATAP_State
    Value TypeREG_SZ
    ValueDefault
  2. 有効状態
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\TCPIP\v6Transition
    Value NameISATAP_State
    Value TypeREG_SZ
    ValueEnabled
  3. 無効状態
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\TCPIP\v6Transition
    Value NameISATAP_State
    Value TypeREG_SZ
    ValueDisabled


tcpip.admx

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