非管理者による更新の通知の受信を許可する

このポリシー設定を使用すると、管理者以外のユーザーが [自動更新を構成する] ポリシー設定に基づいた更新通知を受信するかどうかを制御できます。

このポリシー設定を有効にすると、ログオンしているどのユーザーが更新通知を受信するのかを Windows 自動更新および Microsoft Update で決定する際に、管理者以外のユーザーも対象になります。管理者以外のユーザーも、受信した通知のすべてのコンテンツ (オプション、推奨、および重要コンテンツ) をインストールできます。ユーザー インターフェイス、ソフトウェア ライセンス条項、または Windows Update の設定変更を含む更新プログラムの場合以外では、[ユーザー アカウント制御] ウィンドウは表示されません。また、これらの更新プログラムをインストールする場合、管理者特権でのアクセス許可は必要ありません。

この設定による影響がオペレーティング システムによって異なる状況には、更新プログラムを非表示または復元する場合、およびインストールをキャンセルする場合の 2 つがあります。

XP の場合: このポリシー設定を有効にすると、[ユーザー アカウント制御] ウィンドウが表示されなくなります。前のいずれの更新関連タスクを実行する場合でも、管理者特権でのアクセス許可は必要ありません。

Vista の場合: このポリシー設定を有効にすると、[ユーザー アカウント制御] ウィンドウが表示されなくなります。前のいずれのタスクを実行する場合でも、管理者特権でのアクセス許可は必要ありません。このポリシー設定を無効にすると、アカウント制御のウィンドウが常に表示されるようになります。前のいずれのタスクを実行する場合でも、管理者特権でのアクセス許可が必要になります。

Windows 7 の場合: このポリシー設定による影響はありません。アカウント制御のウィンドウは常に表示されます。前のいずれのタスクを実行する場合でも、管理者特権でのアクセス許可が必要です。

Windows 8 および Windows RT の場合: このポリシー設定による影響はありません。アカウント制御のウィンドウは常に表示されます。前のいずれのタスクを実行する場合でも、管理者特権でのアクセス許可が必要です。

このポリシー設定を無効にすると、管理者ユーザーのみが更新通知を受信します。

注: Windows 8 および Windows RT では、このポリシー設定は既定で有効です。それ以前のすべてのバージョンの Windows では、このポリシー設定は既定で無効です。

[自動更新を構成する] ポリシー設定を無効にするか、または構成しない場合は、[非管理者を昇格する] ポリシー設定による影響はありません。

サポートされるバージョン: Windows XP Professional Service Pack 1 以降、Windows 2000 Service Pack 3 ~ Windows 8.1、最新の Service Pack を搭載した Windows Server 2012 R2 以降。Windows 10以上ではサポートされていません。

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate
Value NameElevateNonAdmins
Value TypeREG_DWORD
Enabled Value1
Disabled Value0

windowsupdate.admx

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