保存された資格情報の委任を許可する

このポリシー設定は、Cred SSP コンポーネントを使用しているアプリケーション (例: リモート デスクトップ接続) に適用されます。

このポリシー設定は、サーバー認証が、信頼された X509 証明書または Kerberos を通じて行われた場合に適用されます。

このポリシー設定を有効にした場合、ユーザーの保存された資格情報をどのサーバーに委任できるかを指定できます (保存された資格情報は、Windows 資格情報マネージャーを使用して保存または記録できる資格情報です)。

このポリシー設定を構成しなかった場合 (既定)、適切な相互認証の後、保存された資格情報の委任は、任意のコンピューターで動作しているリモート デスクトップ セッション ホスト (TERMSRV/*) に許可されます。

このポリシー設定を無効にした場合、保存された資格情報の委任はどのコンピューターにも許可されません。

注: "保存された資格情報の委任を許可する" ポリシー設定は、1 つ以上のサービス プリンシパル名 (SPN) に設定できます。SPN は、ユーザー資格情報を委任できる対象サーバーを表します。SPN を指定する際、単一のワイルドカード文字を使用できます。

例:
TERMSRV/host.humanresources.fabrikam.com host.humanresources.fabrikam.com コンピューターで動作しているリモート デスクトップ セッション ホスト
TERMSRV/* すべてのコンピューターで動作しているリモート デスクトップ セッション ホスト。
TERMSRV/*.humanresources.fabrikam.com humanresources.fabrikam.com 内のすべてのコンピューターで動作しているリモート デスクトップ セッション ホスト

サポートされるバージョン: Windows Vista 以降

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\CredentialsDelegation
Value NameAllowSavedCredentials
Value TypeREG_DWORD
Enabled Value1
Disabled Value0

サーバーを一覧に追加:

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\CredentialsDelegation\AllowSavedCredentials
Value Name{number}
Value TypeREG_SZ
Default Value
OS の既定値と上記の入力値を連結する
Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\CredentialsDelegation
Value NameConcatenateDefaults_AllowSaved
Value TypeREG_DWORD
Default Value1
True Value1
False Value0

credssp.admx

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管理用テンプレート (ユーザー)