Windows アプリのバックグラウンド実行を許可する

このポリシー設定では、Windows アプリがバックグラウンドで実行できるかどうかを指定します。

すべてのアプリに既定の設定を適用するか、パッケージ ファミリ名を指定してアプリごとの設定を適用するかを指定できます。アプリのパッケージ ファミリ名を取得するには、Get-AppPackage Windows PowerShell コマンドレットを使います。既定の設定はアプリごとの設定によって上書きされます。

[ユーザーが制御] オプションを選ぶと、Windows アプリがバックグラウンドで実行できるかどうかを、組織の従業員が選ぶことができます (デバイスの [設定] > [プライバシー] を使用)。

[強制的に許可] オプションを選ぶと、Windows アプリはバックグラウンドで実行でき、組織の従業員はこの設定を変更できません。

[強制的に拒否] オプションを選ぶと、Windows アプリはバックグラウンドで実行できず、組織の従業員はこの設定を変更できません。

このポリシー設定を無効にした場合または構成しなかった場合は、Windows アプリがバックグラウンドで実行できるかどうかを、組織の従業員が選ぶことができます (デバイスの [設定] > [プライバシー] を使用)。

このグループ ポリシー オブジェクトがデバイスに適用されているときに、アプリを開く場合、従業員は、アプリやデバイスを再起動してポリシーの変更をアプリに適用する必要があります。

サポートされるバージョン: Windows 10 Server、Windows 10、Windows 10 RT 以降

すべてのアプリの既定値:


  1. ユーザーが制御
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\AppPrivacy
    Value NameLetAppsRunInBackground
    Value TypeREG_DWORD
    Value0
  2. 強制的に許可
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\AppPrivacy
    Value NameLetAppsRunInBackground
    Value TypeREG_DWORD
    Value1
  3. 強制的に拒否
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\AppPrivacy
    Value NameLetAppsRunInBackground
    Value TypeREG_DWORD
    Value2

ユーザーをこれらの特定のアプリで管理 (パッケージ ファミリ名を使用):



Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\AppPrivacy
Value NameLetAppsRunInBackground_UserInControlOfTheseApps
Value TypeREG_MULTI_SZ
Default Value

これらの特定のアプリを強制的に許可 (パッケージ ファミリ名を使用):



Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\AppPrivacy
Value NameLetAppsRunInBackground_ForceAllowTheseApps
Value TypeREG_MULTI_SZ
Default Value

これらの特定のアプリを強制的に拒否 (パッケージ ファミリ名を使用):



Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\AppPrivacy
Value NameLetAppsRunInBackground_ForceDenyTheseApps
Value TypeREG_MULTI_SZ
Default Value

appprivacy.admx

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