RD ゲートウェイの認証方法を設定する

RD ゲートウェイ サーバーを介して RD セッション ホスト サーバーへの接続を試行する際に、クライアントが使用する必要がある認証方法を指定します。このポリシー設定を強制することも、ユーザーがこのポリシー設定を上書きできるようにすることもできます。既定では、このポリシー設定を有効にすると強制されます。このポリシー設定が強制されている場合、ユーザーは、クライアントで [次の RD ゲートウェイ サーバー設定を使用する] オプションを選択してもこの設定を上書きすることはできません。

ユーザーがこのポリシー設定を上書きできるようにするには、[ユーザーがこの設定を変更できるようにする] チェック ボックスをオンにする必要があります。これによりユーザーは、クライアント上で設定を行うか RDP ファイルまたは HTML スクリプトを使用して、別の認証方法を指定できるようになります。ユーザーが別の認証方法を指定しない場合、このポリシー設定で指定された認証方法が既定で使用されます。

このポリシー設定を無効にした場合、または構成しなかった場合は、ユーザーによって指定された認証方法が使用されます (指定されている場合)。認証方法が指定されていない場合は、クライアントまたはスマート カード上で有効にされている NTLM プロトコルが認証に使用されます。

サポートされるバージョン: Windows Server 2003 オペレーティング システム SP1、Windows XP Professional SP2 またはそれ以降

ユーザーがこの設定を変更できるようにする
Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
Registry PathSOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Terminal Services
Value NameAllowExplicitLogonMethod
Value TypeREG_DWORD
Default Value
True Value1
False Value
RD ゲートウェイの認証方法を設定する


  1. 資格情報を要求する、NTLM プロトコルを使用する
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry PathSOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Terminal Services
    Value NameLogonMethod
    Value TypeREG_DWORD
    Value2
  2. 資格情報を要求する、基本プロトコルを使用する
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry PathSOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Terminal Services
    Value NameLogonMethod
    Value TypeREG_DWORD
    Value1
  3. ローカルでログオンしている資格情報を使用する
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry PathSOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Terminal Services
    Value NameLogonMethod
    Value TypeREG_DWORD
    Value4
  4. スマート カードを使用する
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry PathSOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Terminal Services
    Value NameLogonMethod
    Value TypeREG_DWORD
    Value3


terminalserver.admx

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