このポリシー設定によって、通常はユーザーのプロファイルに含まれるフォルダーを除外できます。この結果、これらのフォルダーはプロファイルが常駐しているネットワーク サーバーで格納される必要はなくなり、他のコンピューターにユーザーを誘導することもありません。
注: プロファイルから内容を除外するときは、ニーズを満たす範囲で、除外するデータをできるだけ限定するようにしてください。たとえば、移動しないデータが 1 つのアプリケーションのみに関連する場合は、[AppData\Roaming] フォルダーのすべての内容ではなく、[AppData\Roaming] フォルダーの下にあるそのアプリケーションに固有のフォルダーだけを除外一覧に追加するようにします。
既定では、[Appdata\Local and Appdata\LocalLow] フォルダー、および [History]、[Temp]、[Temporary Internet Files] フォルダーなどのすべてのサブフォルダーは、ユーザーの移動プロファイルから除外されています。
Microsoft Windows Vista より前のオペレーティング システムの既定では、[History]、[Local Settings]、[Temp] および [Temporary Internet Files] フォルダーのみが、ユーザーの移動プロファイルから除外されています。
このポリシー設定を有効にした場合、除外するフォルダーを追加できます。
このポリシー設定を無効にした場合、または構成しなかった場合は、既定のフォルダーのみが除外されます。
注: このポリシー設定を使って既定のフォルダーを移動ユーザー プロファイルに含めることはできません。
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Windows\System |
Value Name | ExcludeProfileDirs |
Value Type | REG_SZ |
Default Value |
複数のディレクトリ名は、ユーザーのプロファイルのルートからの相対パスを
セミコロンで区切って指定します。