ブロックされる TPM コマンドの既定の一覧を無視する

このポリシー設定を使用すると、ブロックされるトラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) コマンドの、コンピューターにある既定の一覧を強制的に使用するか無視することができます。

このポリシー設定を有効にした場合は、Windows はブロックされる TPM コマンドのコンピューターにある既定の一覧を無視し、グループ ポリシーまたはローカルの一覧で指定された TPM コマンドのみをブロックします。

ブロックされる TPM コマンドの既定の一覧は、Windows によってあらかじめ構成されています。既定の一覧を表示するには、"tpm.msc" を実行して、[コマンド管理] セクションに移動し、[既定のブロック一覧上] 列を表示します。ブロックされる TPM コマンドのローカルの一覧は、"tpm.msc" を実行するか、Win32_Tpm インターフェイスに対するスクリプトを介して、グループ ポリシー外で構成されます。ブロックされる TPM コマンドのグループ ポリシー一覧を構成するには、関連するポリシー設定を参照してください。

このポリシー設定を無効にするか構成しなかった場合、Windows は、ブロックされる TPM コマンドのグループ ポリシー一覧およびローカル一覧に含まれたコマンドに加えて、既定の一覧内の TPM コマンドをブロックします。

サポートされるバージョン: Windows Vista 以降

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\TPM\BlockedCommands
Value NameIgnoreDefaultList
Value TypeREG_DWORD
Enabled Value1
Disabled Value0

tpm.admx

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