サーバー認証証明書テンプレート

このポリシー設定を使用すると、RD セッション ホスト サーバーを認証するために自動的に選択される証明書を決定する、証明書のテンプレートの名前を指定することができます。

RDP 接続中のクライアントと RD セッション ホスト サーバー間の通信をセキュリティで保護するために SSL (TLS 1.0) が使用される場合、RD セッション ホスト サーバーの認証に証明書が必要になります。

このポリシー設定を有効にした場合、証明書のテンプレートの名前を指定する必要があります。RD セッション ホスト サーバーを認証するための証明書が自動的に選択される場合、指定された証明書のテンプレートを使用して作成された証明書だけが対象となります。証明書の自動選択は、特定の証明書が選択されていない場合にだけ行われます。

指定した証明書のテンプレートで作成された証明書が見つからない場合、RD セッション ホスト サーバーによって証明書の登録要求が発行され、その要求が完了されるまでは現在の証明書が使用されます。指定した証明書のテンプレートで作成された証明書が複数見つかった場合は、有効期限が最も遅く、RD セッション ホスト サーバーの現在の名前に一致する証明書が選択されます。

このポリシー設定を無効にした場合、または構成しなかった場合、証明書のテンプレートの名前はグループ ポリシー レベルでは指定されません。既定では、RD セッション ホスト サーバーの認証に自己署名証明書が使用されます。

注: RD セッション ホスト サーバーの認証に使用する特定の証明書を指定した場合、その証明書はこのポリシー設定よりも優先されます。

サポートされるバージョン: Windows Vista 以降

証明書テンプレート名

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Terminal Services
Value NameCertTemplateName
Value TypeREG_SZ
Default Value

terminalserver.admx

管理用テンプレート (コンピューター)

管理用テンプレート (ユーザー)