安全ではない可能性のある HTML ヘルプ機能を指定のフォルダーに制限する

このポリシー設定を使用すると、特定の HTML ヘルプ コマンドが、指定のフォルダーおよびそのサブフォルダーの中の HTML ヘルプ (.chm) ファイルでのみ機能するように制限できます。また、これらのコマンドをシステム全体で無効にすることもできます。管理者特権を必要とするフォルダーのみをこのポリシー設定に追加することをお勧めします。

このポリシー設定を有効にした場合、コマンドは指定されたフォルダーおよびそのサブフォルダー内の .chm ファイルに対してのみ機能します。

コマンドを 1 つ以上のフォルダーに対して制限するには、ポリシー設定を有効にして、ポリシーのプロパティ ダイアログ ボックスの [設定] タブのテキスト ボックスに希望のフォルダーを入力してください。フォルダーを区切るにはセミコロンを使用します。たとえば、コマンドを %windir%\help フォルダーおよび D:\somefolder の .chm ファイルだけに制限するには、「%windir%\help;D:\somefolder」という文字列をテキスト ボックスに追加してください。

注: システム上で定義されている限り、環境変数 (%windir% など) が使用されることもあります。たとえば、%programfiles% は一部の以前のバージョンのオペレーティング システムでは定義されていません。

"Shortcut" コマンドは、ヘルプ トピックにリンクを追加するために使用されます。また、ヘルプ ファイルの外部の実行ファイルを実行します。"WinHelp" コマンドは、ヘルプ トピックにリンクを追加するために使用されます。また、WinHLP32.exe ヘルプ (.hlp) ファイルを実行します。

"Shortcut" および "WinHelp" コマンドをローカル システム全体で使用できなくするには、ポリシー設定を有効にして、ポリシーのプロパティ ダイアログ ボックスの [設定] タブのテキスト ボックスを空白のままにしてください。

このポリシー設定を無効にした場合、または構成しなかった場合、これらのコマンドはヘルプ ファイルすべてに対して完全に機能します。

注: このポリシー設定で指定できるのは、ローカル コンピューターにあるフォルダーだけです。このポリシー設定を使用して、"Shortcut" および "WinHelp" コマンドを、割り当てられたドライブに格納されている .chm ファイルまたは UNC パスを使用してアクセスする .chm ファイルに対して有効にすることはできません。

追加のオプションに関しては、"ヘルプからの起動を制限するプログラムを指定する" ポリシーを参照してください。

サポートされるバージョン: Internet Explorer 6 Service Pack 1 以降

フォルダー名をセミコロンで区切って入力してください:

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\System
Value NameHelpQualifiedRootDir
Value TypeREG_SZ
Default Value

例: %windir%\Help;%windir%\pchealth;%programfiles%


help.admx

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