ホスト型キャッシュ サーバーを構成する

このポリシー設定は、クライアント コンピューターがホスト型キャッシュ モードを使用するように構成されるかどうかを指定し、クライアント コンピューターが使用できるホスト型キャッシュ サーバーの名前を提供します。 ホスト型キャッシュ モードを使用すると、ブランチ オフィス内のクライアント コンピューターが同じオフィス内にある 1 台以上のホスト型キャッシュ サーバーからコンテンツを取得できます。 この設定を使用すると、ホスト型キャッシュ モード用に構成されたクライアント コンピューターを、ブランチ オフィス内のホスト型キャッシュ サーバーのコンピューター名で自動的に構成できます。

このポリシー設定を有効にして、ホスト型キャッシュ サーバーの有効なコンピューター名を指定すると、このポリシー設定が適用されるすべてのクライアント コンピューターに対してホスト型キャッシュ モードが有効になります。このポリシー設定を適用するには、[BranchCache を有効にする] ポリシー設定も有効にする必要があります。

このポリシー設定は、Windows 8 以降を実行しているクライアント コンピューターにのみ適用できます。 このポリシーは、Windows 7 または Windows Vista を実行しているコンピューターへの影響はありません。 このポリシー設定と [BranchCache をホスト型キャッシュ モードに設定する] ポリシー設定が適用されるクライアント コンピューターは、このポリシー設定で指定されたホスト型キャッシュ サーバーを使用し、[BranchCache をホスト型キャッシュ モードに設定する] ポリシー設定で指定されたホスト型キャッシュ サーバーは使用しません。

このポリシー設定を構成しないか、無効にした場合でも、ホスト型キャッシュ モードに構成されたクライアント コンピューターは正しく機能します。

ポリシー設定

次のいずれかを選択します。

- 構成しない。これを選択した場合、このポリシー設定によって BranchCache 設定がクライアント コンピューターに適用されることはありません。

- 有効にする。これを選択した場合、ポリシー設定がクライアント コンピューターに適用され、クライアント コンピューターは、[ホスト型キャッシュ サーバー] で指定されたホスト型キャッシュ サーバーを使用するホスト型キャッシュ モード クライアントとして構成されます。

- 無効にする。これを選択した場合、このポリシーはクライアント コンピューターに適用されません。

このポリシー設定を有効にしている場合、ほかにも以下のオプションを選択して構成できます。

- ホスト型キャッシュ サーバー。このポリシー設定にホスト型キャッシュ サーバーのコンピューター名を追加するには、[有効にする] をクリックして [表示] をクリックします。[内容の表示] ダイアログ ボックスが表示されます。[値] をクリックして、ホスト型キャッシュ サーバーのコンピューター名を入力します。

サポートされるバージョン: Windows Server 2012、Windows 8、Windows RT またはそれ以降

ホスト型キャッシュ サーバー



Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSOFTWARE\Policies\Microsoft\PeerDist\HostedCache\MultipleServers
Value Name{number}
Value TypeREG_SZ
Default Value

peertopeercaching.admx

管理用テンプレート (コンピューター)

管理用テンプレート (ユーザー)