このポリシー設定では、BranchCache ハッシュ生成サービスがサポートするバージョン (バージョン 1 (V1) ハッシュ、バージョン 2 (V2) ハッシュ、V1 ハッシュと V2 ハッシュの両方) を指定します。ハッシュ (コンテンツ情報とも呼ばれます) は、BranchCache が有効にされている共有フォルダー内のデータに基づいて作成されます。
サポートするバージョンを 1 つだけ指定した場合、そのバージョンのコンテンツ情報だけが BranchCache によって生成されます。また、クライアント コンピューターはこのタイプのコンテンツ情報のみを取得できます。たとえば、V1 ハッシュのサポートを有効にすると、BranchCache は V1 ハッシュのみを生成し、クライアント コンピューターは V1 ハッシュのみを取得できます。
ポリシー構成
次のいずれかを選択します:
- 構成しない。これを選択した場合、このポリシー設定によって BranchCache 設定がクライアント コンピューターに適用されることはありません。この場合には、V1 ハッシュと V2 ハッシュの両方の生成と取得がサポートされます。これは既定の設定です。
- 有効にする。これを選択した場合、ポリシー設定が適用され、[サポートするハッシュ バージョン] で指定したハッシュ バージョンが生成および取得されます。
- 無効にする。これを選択した場合、V1 ハッシュと V2 ハッシュの両方の生成と取得がサポートされます。
このポリシー設定を有効にする場合、以下のオプションを選択し、構成できます。
- サポートするハッシュ バージョン:
- V1 のコンテンツ情報のみをサポートするには、[サポートするハッシュ バージョン] の値を 1 に構成します。
- V2 のコンテンツ情報のみをサポートするには、[サポートするハッシュ バージョン] の値を 2 に構成します。
- V1 と V2 の両方のコンテンツ情報をサポートするには、[サポートするハッシュ バージョン] の値を 3 に構成します。
値:
1= V1 ハッシュをサポートする
2= V2 ハッシュをサポートする
3= V1 ハッシュと V2 ハッシュをサポートする
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Windows\LanmanServer |
Value Name | HashSupportVersion |
Value Type | REG_DWORD |
Value | 1 |
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Windows\LanmanServer |
Value Name | HashSupportVersion |
Value Type | REG_DWORD |
Value | 2 |
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Windows\LanmanServer |
Value Name | HashSupportVersion |
Value Type | REG_DWORD |
Value | 3 |