このポリシー設定は、BranchCache 対応のクライアント コンピューターが以前のバージョンの BranchCache との互換性を維持するためにダウングレード モードで動作するかどうかを指定します。 クライアント コンピューターが同じバージョンの BranchCache を使用しない場合、キャッシュの効率性が低下する可能性があります。これは異なるバージョンの BranchCache を使用しているクライアント コンピューターがキャッシュ データを互換性のない形式で格納する可能性があるためです。
このポリシー設定を有効にした場合、すべてのクライアントが [次のバージョンから選択する] で指定されたバージョンの BranchCache を使用します。
この設定を構成しなかった場合、すべのクライアントがオペレーティング システムに一致するバージョンの BranchCache を使用します。
ポリシー設定
次のいずれかを選択します。
- 構成しない。これを選択した場合、このポリシー設定はクライアント コンピューターに適用されず、クライアントはオペレーティング システムに付属しているバージョンの BranchCache を実行します。
- 有効にする。これを選択した場合、このポリシー設定はオプションの [次のバージョンから選択する] 設定で指定された値に基づいてクライアント コンピューターに適用されます。
- 無効にする。これを選択した場合、このポリシー設定はクライアント コンピューターに適用されず、クライアントはオペレーティング システムに付属しているバージョンの BranchCache を実行します。
このポリシー設定を有効にしている場合、ほかにも以下のオプションを選択して構成できます。
次のバージョンから選択する
- BITS 4.0 がインストールされている Windows Vista、Windows 7、または Windows Server 2008 R2。このバージョンを選択した場合、これより新しいバージョンの Windows はオペレーティング システムに付属しているバージョンの BranchCache を実行し、オペレーティング システムより新しいバージョンの BranchCache は実行しません。
- Windows 8。このバージョンを選択した場合、Windows 8 はオペレーティング システムに付属しているバージョンの BranchCache を実行します。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | SOFTWARE\Policies\Microsoft\PeerDist\Service\Versioning |
Value Name | PreferredContentInformationVersion |
Value Type | REG_DWORD |
Value | 1 |
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | SOFTWARE\Policies\Microsoft\PeerDist\Service\Versioning |
Value Name | PreferredContentInformationVersion |
Value Type | REG_DWORD |
Value | 2 |