この設定で、グローバル クラウドのシード サーバーをエンタープライズ内の指定されたノードに設定します。Peer Name Resolution Protocol (PNRP) で、名前を IPv6 アドレスとポート番号に分散解決できます。場合によっては、ブートストラップのためのシード サーバーが必要な場合もあります。
ピア ツー ピアを実行しているノードはいずれもシード サーバーに使用することができます。シード サーバー自身には構成は必要ありません。
この設定により、ユーザーが自宅のピア ツー ピア アプリケーションも使用することができます。この設定を使用して企業内のシード サーバーを制御する方法を 4 つ説明します。
1. グローバルでかつよく知られたインターネット上のシード サーバーのみを使用する場合は、この設定を有効にし、シード サーバーの一覧を空白にし、チェック ボックスをオフにしてください。
2. 企業のシード サーバーのみを使用する場合は、この設定を有効にし、企業のシード サーバーの完全修飾ドメイン名または IPv6 アドレスを入力し、チェック ボックスをオンにしてください。企業のシード サーバーのみを使用すると、モバイル ユーザーはピア ツー ピア アプリケーションを自宅で使用できなくなります。
3. 企業のシード サーバーおよびグローバル シード サーバーを使用する場合は、この設定を有効にし、企業のシード サーバーの完全修飾ドメイン名または IPv6 アドレスを入力し、チェック ボックスをオフにしてください。この設定により、モバイル ユーザーが勤務先と自宅の両方でシームレスにピア ツー ピア アプリケーションを使用することができます。
4. シード サーバーを使用しない場合は、この設定を有効にし、シード サーバー名を空白にし、チェック ボックスをオンにしてください。
この設定を無効または未構成にすると、パブリック レジストリ キーを参照してブートストラップに使用するシード サーバーを判断します。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\policies\Microsoft\Peernet\Pnrp\IPv6-Global |
Value Name | SeedServer |
Value Type | REG_SZ |
Default Value |
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\policies\Microsoft\Peernet\Pnrp\IPv6-Global |
Value Name | DontIncludeMicrosoftSeedServer |
Value Type | REG_DWORD |
Default Value | 0 |
True Value | 1 |
False Value | 0 |