このポリシー設定では、PNRP クラウド作成を有効または無効にします。
PNRP は、名前を分散解決するプロトコルで、インターネット ホストが、対応するインターネット プロトコル バージョン 6 (IPv6) アドレスとともにピア名を発行することを許可します。他のホストは、名前を解決して対応するアドレスを取得し、ピア ツー ピア (P2P) 接続を確立できます。PNRP クラウドは、接続された PNRP ノードのグループであり、そこにはピア間の接続が存在するため、PNRP クラウドのノードは他のノードが発行した名前を解決できます。
コンピューターにグローバル IPv6 アドレスがある場合、PNRP はグローバル クラウドを作成しますが、コンピューターにサイト ローカル アドレスがある場合は、サイト ローカル クラウドを作成します。
このポリシー設定を有効にすると、PNRP はクラウドを作成しません。また、アプリケーションは、コンピューターにクラウドのスコープに一致する IPv6 アドレスがあるかどうかに関係なく、名前を発行または解決するためにこのクラウドを使用することはできません。
このポリシー設定を無効または未構成にした場合は、すべての PNRP クラウドは既定で有効になり、コンピューターにクラウドのスコープと互換性のある IPv6 アドレスがある場合、PNRP はクラウドを作成します。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\policies\Microsoft\Peernet\Pnrp\IPv6-Global |
Value Name | Disabled |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |