Windows では、同じコンピューター上の複数のユーザーが、他のユーザー用にプロビジョニングされた Windows Hello for Business の資格情報をエミュレートできないようになっています。
このポリシー設定を有効にすると、コンピューターのすべてのユーザーが、Windows Hello for Business のすべての資格情報をエミュレートすることを許可されます。ただし、各ユーザーは認証のために自分自身の要素を提供する必要があります。
このポリシー設定を無効にした場合、または構成しなかった場合、同じデバイス上の他のユーザー用にプロビジョニングされた Windows Hello for Business 資格情報のエミュレーションは許可されません。
このポリシー設定は、1 台のデバイスで、特権ありおよび特権なしとして登録された 1 人のユーザーを想定して設計されています。ユーザーは両方の資格情報を所有し、そのため特権なしの資格情報を使用してサインインし、サインアウトすることなく管理者特権でのタスクを実行できます。
このポリシー設定は、[スマート カード エミュレーションをオフにする] をオンにした状態でプロビジョニングされた Windows Hello for Business 資格情報と同時に使用することはできません。
コンピューターにこの設定を適用した後、Windows の再起動が必要です。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | SOFTWARE\Policies\Microsoft\PassportForWork |
Value Name | AllowAllUserAccessToSmartCardNode |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |