このポリシー設定は、S.M.A.R.T. ベースのディスク診断の実行レベルを決定します。
S.M.A.R.T. (Self-Monitoring And Reporting Technology) は、記憶装置から Windows に障害を報告するための標準機構です。S.M.A.R.T. 障害が報告されたディスクは、修復または交換が必要な場合があります。S.M.A.R.T. 障害が発生すると、診断ポリシー サービス (DPS) によってその障害が検出され、イベント ログに記録されます。
このポリシー設定を有効にした場合、DPS はユーザーにも S.M.A.R.T. 障害を警告し、データ損失の可能性を最小限にするため、バックアップおよび回復方法を示します。
このポリシーを無効にした場合も、S.M.A.R.T. 障害は検出されログに記録されますが、障害への対応はありません。
このポリシー設定を構成しなかった場合、DPS では S.M.A.R.T. 障害解決が既定で有効になります。
このポリシー設定は、診断全体のシナリオ実行ポリシーが構成されていない場合のみ有効です。
このポリシー設定を有効にするために、再起動したり、サービスを再開したりする必要はありません。変更はすぐに有効になります。
このポリシー設定は、DPS が実行状態である場合にのみ有効です。サービスが停止している場合や無効になっている場合は、診断シナリオが実行されません。DPS は、Microsoft 管理コンソールのサービス スナップインを使用して構成できます。
注: Windows Server システムの場合、デスクトップ エクスペリエンス オプション コンポーネントがインストールされていて、リモート デスクトップ サービスの役割がインストールされていない場合にのみ、このポリシー設定が適用されます。
Registry Path | Value Name | Value Type | Value |
---|---|---|---|
SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WDI\{29689E29-2CE9-4751-B4FC-8EFF5066E3FD} | ScenarioExecutionEnabled | REG_DWORD | 1 |
SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WDI\{29689E29-2CE9-4751-B4FC-8EFF5066E3FD} | EnabledScenarioExecutionLevel | REG_DWORD | 2 |
Registry Hive | Registry Path | Value Name | Value Type | Value |
---|---|---|---|---|
HKEY_LOCAL_MACHINE | SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WDI\{29689E29-2CE9-4751-B4FC-8EFF5066E3FD} | ScenarioExecutionEnabled | REG_DWORD | 1 |
HKEY_LOCAL_MACHINE | SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WDI\{29689E29-2CE9-4751-B4FC-8EFF5066E3FD} | EnabledScenarioExecutionLevel | REG_DWORD | 1 |