このポリシー設定では、Office が特定のバージョンに更新されないようにして、その代わりに Office を指定した別のバージョンに更新することができます。
このポリシー設定を有効にする場合は、ブロックするバージョンと Office の更新指定バージョンの両方を指定する必要があります。先にブロックするバージョンを表記し、コロンで 2 つのバージョンを区切ります。エントリを縦棒で区切って、ブロックするバージョンを複数指定することができます。
たとえば、バージョン 16.0.10326.10000 と 16.0.10326.20000 をブロックし、代わりに Office をバージョン 16.0.10328.10000 に更新する場合は、16.0.10326.10000:16.0.10328.10000|16.0.10326.20000:16.0.10328.10000 と入力します。
ブロックするバージョンが既にインストールされている場合、Office は指定した他のバージョンに更新されます。
注: バージョンを誤って入力した場合、更新プログラムはブロックされません。また、Office の更新指定バージョンのインストール ファイルが更新プログラム用の場所にあることを確認してください。
このポリシー設定を無効にした場合、または構成しない場合は、Office 展開ツールを使用してブロックするバージョンを指定した場合を除き、Office で更新プログラムの入手先として構成されている場所で利用できる最新バージョンに Office が更新されます。
注: このポリシー設定が適用されるのは、クイック実行を使ってインストールされている Office 製品のみです。Windows インストーラー (MSI) を使用している Office 製品には適用されません。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | software\policies\microsoft\office\16.0\common\officeupdate |
Value Name | blockversion |
Value Type | REG_SZ |
Default Value |