ファイル拡張子とファイルの種類を常に一致させる

このポリシー設定では、拡張子と一致していないファイル形式を Excel でどのように読み込むかを指定します。Excel では、ファイル形式と拡張子が一致していないファイルを読み込むことができます。たとえば、example.csv という名前のカンマ区切り値 (CSV) ファイルを example.xls (あるいは、Excel 2003 以前でのみ対応しているファイル拡張子) という名前に変更した場合、Excel でそのファイルを CSV ファイルとして正しく読み込むことができます。

このポリシー設定を有効にした場合、拡張子が一致しないファイルを処理するオプションを以下の 3 つから選択できます。

- [別の種類も表示する] - ファイルの拡張子が一致しないことをユーザーに警告することなくファイルを正しく開きます。ユーザーがその後ファイルを編集して保存した場合、基となる正しいファイル形式と正しくないファイル拡張子の両方が保持されます。

- [別の種類も表示するが、警告を発する] - ファイルを正しく開きますが、ファイル形式が一致していないことがユーザーに警告されます。このオプションは、Excel の既定の構成です。

- [種類が一致するファイルのみ] - 拡張子が一致していないファイルは開きません。

このポリシー設定を無効にするか、未構成にした場合、拡張子が間違っているファイルを開こうとすると、そのファイルは開くものの、ファイル形式が Excel で想定されているものではないことを示す警告が表示されます。

サポートされるバージョン: Windows 7 以降




  1. 別の種類も表示する
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry Pathsoftware\policies\microsoft\office\16.0\excel\security
    Value Nameextensionhardening
    Value TypeREG_DWORD
    Value0
  2. 別の種類も表示するが、警告を発する
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry Pathsoftware\policies\microsoft\office\16.0\excel\security
    Value Nameextensionhardening
    Value TypeREG_DWORD
    Value1
  3. 種類が一致するファイルのみ
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry Pathsoftware\policies\microsoft\office\16.0\excel\security
    Value Nameextensionhardening
    Value TypeREG_DWORD
    Value2


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