このポリシー設定は、信頼されていないファイルを分離するための Application Guard コンテナーを事前に作成して、実行時のパフォーマンスを向上させるかどうかを決定します。
このポリシー設定を有効にすると、ユーザーが Application Guard を使用してファイルを開いていない場合に、Application Guard コンテナーの事前作成を継続する日数を指定できます。ユーザーのログイン時にコンテナーを事前に作成すると、信頼できないファイルを開こうとしたときに待機時間が短縮されます。
「65535」は、ユーザーが Windows にログインするときに常に Application Guard コンテナーが作成されるように Office を構成します。
「20」は、ユーザーが Windows にログインするたびに、ユーザーが Application Guard を使用して信頼できないファイルを最後に開いてから最大 20 日間、そのユーザーが Windows にログインするたびに、コンテナーを事前に作成するように Office を構成します。
「0」は、コンテナーを事前に作成しないように Office を構成します。代わりに、ユーザーが Windows へのログイン後に、信頼されていない最初のファイルを開いたときにのみコンテナーが作成されます。
注: コンテナーを事前に作成しないように Office を構成すると、Windows にログインした後に信頼されていないファイルを開くときに、待機時間がより長くなります。
この設定を無効にするか、未構成にした場合、Office はコンテナーの事前作成に組み込みのヒューリスティックを使用します。
注: このポリシー設定は、Microsoft 365 Apps for enterprise アプリにのみ適用されます。
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | software\policies\microsoft\office\16.0\common\security\applicationguard |
Value Name | prewarmwindow |
Value Type | REG_DWORD |
Default Value | |
Min Value | 0 |
Max Value | 65536 |