互換モードの Open XML として保存する

このポリシー設定では、[以前のバージョンの Word との互換性を保持する] チェック ボックスを非表示にできます。互換モードのすべてのファイル形式では、Open XML ファイル形式のいずれかで文書を保存するときに [名前を付けて保存] ダイアログに [以前のバージョンの Word との互換性を保持する] チェック ボックスが表示されます。このチェック ボックスを使用すると、Open XML ファイル形式のいずれかで文書を保存するときに、互換モードで開いた文書の再現性を保持できます。このチェック ボックスをオンにすると、ファイルを保存する Word のバージョンへの変換ができなくなります。

変換によって、ファイルを保存する Word のバージョンへの再現性は最大化されるので、Word 文書をこのバージョンの Word と互換性を持たせる場合にはお勧めします。ただし、以前のバージョンの Word でファイルを開いたときに、変換によって、一部の機能の再現性および互換性に影響が出る可能性があります。

このポリシー設定を有効にした場合、[以前のバージョンの Word との互換性を保持する] チェック ボックスは表示されません。[名前を付けて保存] で Open XML ファイル形式を選択すると、以前のバージョンの Word との互換性が常に保持されます。互換モードのファイルは、このファイルを保存する Word のバージョンには変換されません。

このポリシー設定を無効にするか、または未構成にした場合、[名前を付けて保存] ダイアログの [以前のバージョンの Word との互換性を保持する] チェック ボックスが表示されます。ユーザーがオンにしない限り、Open XML ファイルは文書が保存されるときに変換されます。[以前のバージョンの Word との互換性を保持する] をオンにしないでファイルを保存しようとすると、既定でユーザーには最終的な確認ダイアログが表示されます。

サポートされるバージョン: Windows 7 以降

Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
Registry Pathsoftware\policies\microsoft\office\16.0\word\options
Value Namedisablecompatmodecheckboxonsaveas
Value TypeREG_DWORD
Enabled Value1
Disabled Value0

word16.admx

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