このポリシー設定では、Office Open XML ファイルの暗号化の種類を指定できます。
このポリシー設定を有効にすると、パスワードで保護された Office Open XML 形式 (Excel、PowerPoint、Word で使用) のファイルを Office アプリケーションで暗号化するときに使用する暗号化の種類を指定できます。指定する暗号化の種類は、ファイルを暗号化するコンピューターにインストールされた暗号化サービス プロバイダー (CSP) に対応している必要があります。 ローカル コンピューターにインストールされている CSP の一覧については、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Cryptography\Defaults\Provider\ レジストリ キーをご覧ください。使用する暗号化の種類の指定は、所定のテキスト ボックスに以下の形式で入力します
<暗号化プロバイダー>,<暗号化アルゴリズム>,<暗号化キーの長さ>
例: Microsoft Enhanced Cryptographic Provider v1.0,RC4,128
このポリシー設定を無効または未構成にすると、既定の暗号化サービス プロバイダー (CSP) が使用されます。既定の CSP は Microsoft Enhanced RSA and AES Cryptographic Provider、AES-128、128 ビットです。
注意: レジストリ キー
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | software\policies\microsoft\office\16.0\common\security |
Value Name | openxmlencryption |
Value Type | REG_SZ |
Default Value |