Exchange サーバーでの認証方式

このポリシー設定では、Microsoft Exchange Server を認証する場合に Outlook で使用する認証方法を指定します。注意 - Exchange Server では、Kerberos 認証プロトコルおよび NTLM が認証用としてサポートされています。Kerberos プロトコルはより安全な認証方法であり、Windows 2000 Server およびそれ以降のバージョンでサポートされています。NTLM 認証は、Windows 2000 よりも前の環境でサポートされています。

このポリシー設定を有効にした場合、以下の 3 つのオプションから、Outlook での Microsoft Exchange Server の認証方法を選択できます。

- [Kerberos/NTLM パスワード認証]: Kerberos 認証プロトコルを使用した認証を行います。失敗した場合は、NTLM を使用した認証を行います。このオプションが既定の構成です。

- [Kerberos パスワード認証]: Kerberos プロトコルのみを使用して認証を行います。

- [NTLM パスワード認証]: NTLM のみを使用して認証を行います。

このポリシー設定を無効にするか、未構成にした場合、Outlook では Kerberos 認証プロトコルを使用して認証を行います。Windows 2000 またはそれ以降のドメイン コントローラーがないため Kerberos 認証プロトコルを使用できない場合は、NTLM を使用して認証を行います。

サポートされるバージョン: Windows 7 以降

Exchange サーバーでの認証方式を選択してください


  1. Kerberos/NTLM パスワード認証
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry Pathsoftware\policies\microsoft\office\16.0\outlook\security
    Value Nameauthenticationservice
    Value TypeREG_DWORD
    Value9
  2. Kerberos パスワード認証
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry Pathsoftware\policies\microsoft\office\16.0\outlook\security
    Value Nameauthenticationservice
    Value TypeREG_DWORD
    Value16
  3. NTLM パスワード認証
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry Pathsoftware\policies\microsoft\office\16.0\outlook\security
    Value Nameauthenticationservice
    Value TypeREG_DWORD
    Value10
  4. スマート カードを挿入する
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry Pathsoftware\policies\microsoft\office\16.0\outlook\security
    Value Nameauthenticationservice
    Value TypeREG_DWORD
    Value2147545088


outlk16.admx

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