このポリシー設定では、Office アプリケーションでフォームベースのサインインのダイアログを処理する方法を制御します。
このポリシー設定を有効にする場合は、次のオプションのいずれかを選択する必要があります:
すべてのダイアログをブロックする
新しいホストごとに対応をユーザーに確認する
許可されたホストのダイアログのみを表示する
[すべてのダイアログをブロックする] を選択する場合、フォームベースのサインインのダイアログがユーザーに表示されなくなり、サインイン方法が許可されていないことを示すメッセージがユーザーに表示されます。
[新しいホストごとに対応をユーザーに確認する] を選択する場合、ユーザーはホストにサインインするかどうかを新しいホストごとに確認されます。ユーザーがホストに以前にサインインしたことがある場合は、そのホストのフォームベースのサインインのダイアログが表示されます。[ユーザーにフォームベースのサインインのダイアログを表示できるホストを指定する] 設定で指定されたすべてのホストについても、フォームベースのサインインのダイアログが表示されます。
[許可されたホストのダイアログのみを表示する] を選択する場合、追加の [ユーザーにフォームベースのサインインのダイアログを表示できるホストを指定する] 設定で指定されたホストのフォームベースのサインインのダイアログのみが表示されます。他のホストのフォームベースのサインインのダイアログはすべてブロックされて、サインイン方法が許可されていないことを示すメッセージがユーザーに表示されます。
注: [ユーザーにフォームベースのサインインのダイアログを表示できるホストを指定する] を構成しないか、その設定でホストを 1 つも指定しない場合、[許可されたホストのダイアログのみを表示する] オプションの動作は、[すべてのダイアログをブロックする] オプションを選択した場合と同じになります。
このポリシー設定を無効にするか構成しない場合、フォームベースのサインインのダイアログはすべてブロックされて、サインイン方法が許可されていないことを示すメッセージがユーザーに表示されます。ただし、ユーザーは [ファイル] > [オプション] > [トラスト センター] > [トラスト センターの設定] > [フォームベースのサインイン] に移動して、フォームベースのサインインのダイアログの動作を変更できます。
注: このポリシー設定は、Microsoft 365 Apps for enterprise などのサブスクリプション版の Office と、サブスクリプション版の Project および Visio にのみ適用されます。
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | software\policies\microsoft\office\16.0\common |
Value Name | fbabehavior |
Value Type | REG_DWORD |
Value | 1 |
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | software\policies\microsoft\office\16.0\common |
Value Name | fbabehavior |
Value Type | REG_DWORD |
Value | 2 |
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | software\policies\microsoft\office\16.0\common |
Value Name | fbabehavior |
Value Type | REG_DWORD |
Value | 3 |
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | software\policies\microsoft\office\16.0\common |
Value Name | fbaenabledhosts |
Value Type | REG_EXPAND_SZ |
Default Value |
[許可されたホストのダイアログのみを表示する] を選択する場合は、ホストの名前をセミコロンで区切って入力する必要があります。例: contoso.com;fabrikam.com 重要: 既知の信頼できるホストのみを含める必要があります。