このポリシー設定では、Microsoft Visual Studio 2005 Tools for Microsoft Office (VSTO) などのオートメーション クライアントから、指定したアプリケーションの Visual Basic for Applications プロジェクト システムへのアクセスを許可するかどうかを指定します。VSTO プロジェクトでは、Visual Basic for Applications を使用しない場合でも、Excel、PowerPoint、および Word の Visual Basic for Applications プロジェクト システムへのアクセスが必要になります。Visual Basic プロジェクトと C# プロジェクトのコントロールのデザイン タイム サポートは、Word および Excel の Visual Basic for Applications プロジェクト システムによって異なります。
このポリシー設定を有効にした場合、VSTO などのオートメーション クライアントから、指定したアプリケーションの Visual Basic for Applications プロジェクト システムへのアクセスが可能になります。ユーザーは、セキュリティ センターの [マクロの設定] セクションにある [VBA プロジェクト オブジェクト モデルへのアクセスを信頼する] ユーザー インターフェイス オプションを使用してこの動作を変更できなくなります。
このポリシー設定を無効にした場合、VSTO から VBA プロジェクトへのプログラムによるアクセスができなくなります。また、[VBA プロジェクト オブジェクト モデルへのアクセスを信頼する] チェック ボックスがオフになり、ユーザーはこの設定を変更できません。注意: このポリシー設定を無効にすると、VSTO プロジェクトと、指定したアプリケーションの VBA プロジェクト システムのやり取りが正常に行われなくなります。
このポリシー設定を未構成にした場合、オートメーション クライアントから VBA プロジェクトへのプログラムによるアクセスができなくなります。ユーザーは、セキュリティ センターの [マクロの設定] セクションにある [VBA プロジェクト オブジェクト モデルへのアクセスを信頼する] をオンにすることによって、このアクセスを有効にすることができます。ただし、この場合、ユーザーが開いたドキュメント内のマクロから、Visual Basic の主要なオブジェクト、メソッド、およびプロパティへのアクセスが可能になるため、セキュリティ上の危険が生じる可能性があります。
Registry Hive | HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | software\policies\microsoft\office\16.0\excel\security |
Value Name | accessvbom |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |