Google Chrome には制限ポートのリストが組み込まれており、これらのポートに接続することはできません。この設定を使用すると、このリストを回避することができます。値には、発信接続を許可する 0 個以上のポートのカンマ区切りのリストを指定します。
ポートは、Google Chrome を経路としてさまざまなネットワークの脆弱性が悪用されるのを防ぐために制限されています。このポリシーを設定した場合、ネットワークが攻撃にさらされる可能性があります。このポリシーは、ブロックされたポートで実行されるサービスを標準ポート(ポート 80 または 443)に移行する際に、コード「ERR_UNSAFE_PORT」のエラーを一時的に解決するためのものです。
悪意のあるウェブサイトは、このポリシーの設定の有無と対象のポートを簡単に検出して標的型攻撃に使用することができます。
ここで指定する各ポートには、ブロックを解除できる期限を示す日付ラベルが付けられています。その日を過ぎると、この設定に関係なくポートは制限されます。
空の値を設定した場合や未設定のままにした場合は、すべての制限ポートがブロックされます。有効な値と無効な値が設定されている場合は、有効な値のみが適用されます。
このポリシーは「--explicitly-allowed-ports」コマンドライン オプションをオーバーライドします。
サンプル値:
10080
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE or HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | Software\Policies\Google\Chrome\ExplicitlyAllowedNetworkPorts |
Value Name | {number} |
Value Type | REG_SZ |
Default Value |