ターゲット バージョンへのロールバック

Microsoft Edge Update では、Microsoft Edge のインストールを「ターゲット バージョンのオーバーライド」で指定されたバージョンへとロールバックすることを指定します。

このポリシーは、「ターゲット バージョンのオーバーライド」が設定され、「更新ポリシーのオーバーライド」がオン状態 (常に更新を許可する、自動サイレント更新のみ、手動更新のみ) のいずれかに設定されていない限り、何の効果もありません。

このポリシーを無効にするか、構成しない場合、「ターゲット バージョンのオーバーライド」で指定されたバージョンよりも高いバージョンのインストールはそのまま残ります。

このポリシーを有効にすると、「ターゲット バージョンのオーバーライド」で指定されたバージョンよりも新しいバージョンのインストールが対象バージョンにダウングレードされます。

最新のセキュリティ更新プログラムによる保護を確実にするために、ユーザーは最新バージョンの Microsoft Edge ブラウザーをインストールすることをお勧めします。以前のバージョンにロールバックすると、既知のセキュリティ問題にさらされるリスクがあります。このポリシーは、Microsoft Edge ブラウザー更新の問題に対処するための一時的な修正として使用することを目的としています。

ブラウザーのバージョンを一時的にロールバックする前に、組織内のすべてのユーザーに対して同期 (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2133032) をオンにすることをお勧めします。同期をオンにしない場合、閲覧データが永久に失われるリスクがあります。このポリシーは自己責任でご利用ください。

注: ロールバックに使用できる安定したチャネルのバージョンは、https://aka.ms/EdgeEnterprise で確認できます。

このポリシーは、Microsoft Edge バージョン 86 以降に適用されます。

詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2133918 を参照してください。

このポリシーは、Microsoft® Active Directory® ドメインに参加している Windows インスタンスでのみ使用できます。

サポートされるバージョン: Microsoft Edge Update 1.3.133.3 以降

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\EdgeUpdate
Value NameRollbackToTargetVersion{56EB18F8-B008-4CBD-B6D2-8C97FE7E9062}
Value TypeREG_DWORD
Enabled Value1
Disabled Value0

msedgeupdate.admx

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