ブラウザー サインインの設定
ユーザーが自分のアカウントで Microsoft Edge にサインインして、アカウントに関連するサービス (同期やシングル サインオンなど) を使用できるかどうかを指定します。同期を利用できるかどうかを制御するには、代わりに 'SyncDisabled' (Microsoft 同期サービスを使用しているデータの同期を無効にする) ポリシーを使用します。
このポリシーを「Disable」に設定した場合、'NonRemovableProfileEnabled' (職場または学校アカウントで自動的にサインインする既定のプロファイルを、ユーザーが常に持つ必要があるかどうかを構成する) ポリシーも無効に設定していることを確認してください。これは、'NonRemovableProfileEnabled' によって、自動的にサインインされるブラウザー プロファイルの作成が無効になるためです。両方のポリシーが設定されていると、Microsoft Edge では「ブラウザー サインインを無効にする」ポリシーが使用され、'NonRemovableProfileEnabled' が無効に設定されているものとして動作します。
このポリシーを「Enable」に設定した場合、ユーザーはブラウザーにサインインすることができます。ブラウザーにサインインしても、同期が既定で有効になるというわけではありません。同期の機能を使用するには、ユーザーは個別にオプトインする必要があります。
このポリシーを「Force」に設定した場合、ユーザーはブラウザーを使用するためにプロファイルにサインインする必要があります。既定では、ドメイン管理者や 'SyncDisabled' ポリシーによって同期が無効になっていない限り、この設定よって、ユーザーは自分のアカウントと同期するかどうかを選択することができます。'BrowserGuestModeEnabled' (ゲスト モードを有効にする) ポリシーの既定値は false に設定されます。
このポリシーを構成しなかった場合、ユーザーは、ブラウザー サインイン オプションを有効にして、ブラウザーをユーザーに合った状態で使用できるようにするかどうかを指定できます。
ポリシー オプションのマッピング:
* Disable (0) = ブラウザー サインインを無効にする
* Enable (1) = ブラウザー サインインを有効にする
* Force (2) = ユーザーにサインインしてブラウザーを使用するよう強制する
このポリシーを構成するときは、前述の情報を使用してください。
サポートされるバージョン: Microsoft Edge バージョン 77、Windows 7 以降
msedge.admx