URL のリストを設定して、特定のベンダー ID と製品 ID を持つ USB デバイスへのアクセス許可が自動的に付与されるサイトを指定することを許可します。ポリシーを有効にするには、リストの各項目にデバイスと URL の両方が含まれている必要があります。デバイスに関する各項目には、ベンダー ID と製品 ID のフィールドを含めることができます。省略された ID はすべて、ワイルドカードとして扱われます。ただし、製品 ID を指定するときはベンダー ID も指定する必要があるので、注意してください。ベンダー ID を指定しないで製品 ID を指定した場合、このポリシーは無効になり、無視されます。
USB アクセス許可モデルでは、要求元サイト ("要求元 URL") の URL とトップレベルのフレーム サイト ("埋め込み URL") の URL を使用して、要求元 URL に対して USB デバイスへのアクセス許可を付与します。要求元サイトが iframe に読み込まれる場合、要求元 URL は、埋め込み URL とは異なる可能性があります。このため、"urls" フィールドに最大 2 個までの URL 文字列を含めて (コンマで区切ります)、要求元 URL と埋め込み URL をそれぞれ指定することができます。URL を 1 つだけ指定した場合は、埋め込みの状態に関係なく、要求元サイトの URL がこの URL と一致すると、対応する USB デバイスへのアクセスが許可されます。"urls" 内の URL は有効な URL である必要があります。有効な URL でない場合は、ポリシーは無視されます。
このポリシーを設定しなかった場合、すべてのサイトで、'DefaultWebUsbGuardSetting' (WebUSB API の使用を制御する) ポリシーのグローバル デフォルト値 (設定されている場合)、またはユーザーの個人用の構成が使用されます。
このポリシーでの URL パターンは、'WebUsbBlockedForUrls' (特定のサイトでの WebUSB をブロックする) で構成されているパターンとは重複しないパターンを指定してください。パターンが重複する場合、このポリシーは 'WebUsbBlockedForUrls' および 'WebUsbAskForUrls' (特定のサイトでの WebUSB を許可する) よりも優先されます。
サンプル値:
[
{
"urls": [
"https://contoso.com",
"https://fabrikam.com"
],
"devices": [
{
"vendor_id": 1234,
"product_id": 5678
}
]
}
]
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE or HKEY_CURRENT_USER |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Edge |
Value Name | WebUsbAllowDevicesForUrls |
Value Type | REG_SZ |
Default Value |