このポリシー設定は、クライアント コンピューターで BranchCache を有効にするかどうかを指定します。BranchCache は、ブランチ オフィスをデータ センターまたは本社に接続するワイド エリア ネットワーク (WAN) リンクの使用率を下げ、ブランチ オフィスに既にダウンロードされているコンテンツへのアクセス速度を上げます。BranchCache は、ブランチ オフィス内のコンピューターが、BranchCache が有効になっているイントラネット サーバーからのファイルと HTTP トラフィックをキャッシュした後、ブランチ内の他のコンピューターとファイルを安全に共有できるようにします。ブランチ オフィス内のコンピューターは、ブランチ内でホストされているキャッシュ サーバーから (ホスト型キャッシュ モードを使用している場合)、またはブランチ内の他のクライアント コンピューターから (分散キャッシュ モードを使用している場合)、コンテンツを取得できます。キャッシュのコンテンツにアクセスするには、ソース サーバー上のコンテンツにアクセスするためのアクセス許可がコンピューターに必要です。
WAN の帯域幅が低く、待ち時間が長く、セントラル オフィスにあるサーバーの同じデータにアクセスする必要のあるクライアント コンピューターの数が多い、ブランチ オフィスのクライアント コンピューターでは、このポリシー設定を有効にします。
このポリシー設定を有効にした場合、BranchCache が有効になります。このポリシー設定を適用するには、クライアント コンピューターにも BranchCache 機能をインストールする必要があります。
このポリシー設定を無効にするか、または構成しない場合、BranchCache は無効になります。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | SOFTWARE\Policies\Microsoft\PeerDist\Service |
Value Name | Enable |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |