認証されていない RPC クライアントの制限

この設定を有効にすると、コンピューター上の RPC サーバーに接続する、認証されていない RPC クライアントを制限するよう RPC サーバーの RPC ランタイムに指示します。サーバーとの通信時に名前付きパイプを使用している場合、または RPC セキュリティを使用している場合に、クライアントは認証済みとして認識されます。このポリシーで選択された値によっては、未認証のクライアントがアクセスできるよう明示的に要求した RPC インターフェイスは、この制限から除外される場合もあります。

この設定を無効にした場合、または構成しなかった場合は、Windows XP では "認証済み" の値が、このポリシー設定をサポートする Server SKU では "なし" の値が使用されます。これを有効にすると、次の値が利用可能になります。

-- "なし" では、このポリシーが適用されるコンピューター上で実行されている RPC サーバーへの、すべての RPC クライアントの接続を許可します。

-- "認証済み" では、このポリシーが適用されるコンピューター上で実行されている RPC サーバーへの、認証済み (上記の定義による) の RPC クライアントのみの接続を許可します。この制限から除外されるよう要求したインターフェイスは、除外されます。

-- "認証済み (例外なし)" では、このポリシーが適用されるコンピューター上で実行されている RPC サーバーへの、認証済み (上記の定義による) の RPC クライアントのみの接続を許可します。例外は許可されません。

注: このポリシー設定は、システムが再起動されるまで適用されません。

サポートされるバージョン: Windows XP Professional SP2 以降

適用する RPC ランタイム未認証クライアント制限:


  1. なし
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows NT\Rpc
    Value NameRestrictRemoteClients
    Value TypeREG_DWORD
    Value0
  2. 認証済み
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows NT\Rpc
    Value NameRestrictRemoteClients
    Value TypeREG_DWORD
    Value1
  3. 認証済み (例外なし)
    Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows NT\Rpc
    Value NameRestrictRemoteClients
    Value TypeREG_DWORD
    Value2


rpc.admx

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