このポリシー設定を使用すると、BitLocker ドライブ暗号化セットアップ ウィザードにより回復パスワードを保存するフォルダーの場所の入力がユーザーに要求されたときに表示される、既定のパスを指定できます。このポリシー設定は、BitLocker を有効にしている場合に適用されます。
このポリシー設定を有効にした場合、ユーザーが回復パスワードをフォルダーに保存するオプションを選択したときに、既定のフォルダーの場所として使用されるパスを指定できます。完全修飾パスを指定することも、対象となるコンピューターの環境変数をパスに含めることもできます。指定されたパスが有効でない場合、BitLocker セットアップ ウィザードはコンピューターの最上位レベルのフォルダー ビューを表示します。
このポリシー設定を無効にするか、または構成しない場合、BitLocker セットアップ ウィザードは、ユーザーが回復パスワードをフォルダーに保存するオプションを選択したときに、コンピューターの最上位レベルのフォルダー ビューを表示します。
注: このポリシー設定を有効にしても、ユーザーが回復パスワードを別のフォルダーに保存することは妨げられません。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | SOFTWARE\Policies\Microsoft\FVE |
Value Name | DefaultRecoveryFolderPath |
Value Type | REG_EXPAND_SZ |
Default Value |
完全修飾パスを指定するか、コンピューターの環境変数をパスに含めてください。
たとえば、「\\server\backupfolder」または「%SecureDriveEnvironmentVariable%\backupfolder」と入力してください
注: いずれの場合でも、ユーザーは回復パスワードの保存先として他のフォルダーを選択できます。