この設定は、Administrators セキュリティ グループを移動ユーザー プロファイル共有に追加します。
管理者がユーザーの移動プロファイルを構成すると、ユーザーが次にログインするときにプロファイルが作成されます。プロファイルは管理者が指定した場所に作成されます。
Windows 2000 Professional または Windows XP Professional のオペレーティング システムでは、新しく生成されたプロファイルの既定のファイル アクセス許可はフル コントロールまたはユーザーの読み取り書き込みアクセスであり、administrators グループはファイル アクセスを許可されません。
この設定を構成することで、この処理を変更できます。
この設定を有効にすると、administrators グループにもユーザーのプロファイル フォルダーへのフル コントロールが与えられます。
この設定を無効にした場合、または構成しなかった場合は、ユーザーのみにユーザー プロファイルへのフル コントロールが与えられ、administrators グループはこのフォルダーへはアクセスできません。
注: プロファイルの作成後にこの設定を有効にした場合は、設定は何も影響を及ぼしません。
注: 移動プロファイルの作成時にファイルの共有アクセス許可を設定するのはクライアント コンピューターであるため、設定はサーバーではなくクライアント コンピューターで構成される必要があります。
注: 既定では、administrators グループはユーザーのプロファイルへのアクセスはありませんが、フォルダーを所有することでファイルへのアクセス許可を得ることができます。
注: この設定が有効になっているときの動作は、Windows NT 4.0 のときの動作と同じです。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Windows\System |
Value Name | AddAdminGroupToRUP |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |