このポリシー設定は、Active Directory ドメインに参加しているコンピューターでセキュリティ センターをオンにするかどうかを指定します。セキュリティ センターをオンにすると、重要なセキュリティの設定を監視し、コンピューターが危険にさらされている可能性がある場合にユーザーに通知します。コントロール パネルのセキュリティ センターのカテゴリ表示には、状態のセクションもあり、ユーザーはコンピューターのセキュリティ向上に役立つ対策案を取得することができます。セキュリティ センターがドメインで有効になっていない場合、通知もセキュリティ センターの状態セクションも表示されません。
Windows ドメインに参加しているコンピューターについてのみ、セキュリティ センターをオフにすることができます。コンピューターが Windows ドメインに参加していない場合、このポリシー設定は何の影響も与えません。
この設定が未構成の場合は、ドメインのメンバーについてはセキュリティ センターはオフになります。
この設定が有効な場合は、すべてのユーザーについてセキュリティ センターがオンになります。
この設定が無効の場合は、ドメインのメンバーについてはセキュリティ センターはオフになります。
Windows XP SP2
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Windows XP SP2 では、セキュリティ センターによって監視される重要なセキュリティ設定に、ファイアウォール、ウイルス対策プログラム、および自動更新が含まれます。この設定の変更後、Windows XP SP2 コンピューターを再起動するまでは、セキュリティ センターは利用可能になりません。
Windows Vista
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Windows Vista では、この設定は、重要なセキュリティ設定を監視します。重要なセキュリティ設定には、ファイアウォール、ウイルス対策プログラム、スパイウェア対策プログラム、インターネット セキュリティ設定、ユーザー アカウント制御、および自動更新が含まれます。Windows Vista コンピューターでは、この設定を有効にするために、再起動を必要としません。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Windows NT\Security Center |
Value Name | SecurityCenterInDomain |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |