オフライン ファイルを暗号化するかどうかを決定します。
オフライン ファイルはネットワーク上ではなく、ユーザーのハード ドライブにあり、コンピューターのローカル キャッシュに格納されています。このキャッシュを暗号化すると、ローカル コンピューターのセキュリティが強化されます。ローカル コンピューター上のキャッシュが暗号化されていない場合、ネットワークからキャッシュされた暗号化されたファイルはローカル コンピューター上で暗号化されません。これは、一部の環境でセキュリティを侵害する恐れがあります。
この設定を有効にした場合、オフライン ファイル キャッシュにあるファイルはすべて暗号化されます。これには既存のファイルだけでなく、後で追加されたファイルも含まれます。ローカル コンピューター上のキャッシュされたコピーには影響がありますが、関連付けられたネットワーク コピーには影響しません。ユーザーは、ユーザー インターフェイスからオフライン ファイルの暗号化を解除することはできません。
この設定を無効にした場合、オフライン ファイルのキャッシュにあるすべてのファイルは暗号化されません。これには既存のファイルだけでなく、後で追加されたファイルも含まれます。ローカル コンピューター上のキャッシュされたコピーには影響がありますが、関連付けられたネットワーク コピーには影響しません。ユーザーは、ユーザー インターフェイスからオフライン ファイルを暗号化することはできません。
この設定を構成しなかった場合は、ユーザーがユーザー インターフェイスを使ってオフライン ファイル キャッシュの暗号化を制御します。現在のキャッシュの状態は保持され、キャッシュが部分的にのみ暗号化されている場合は、完全に暗号化します。キャッシュは暗号化されていない状態には戻りません。オフライン ファイルのキャッシュを暗号化または暗号化解除するには、ユーザーはローカル コンピューターの administrator である必要があります。
注: 既定では、このキャッシュは ACL によって NTFS 上で保護されています。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Windows\NetCache |
Value Name | EncryptCache |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |