この設定は、ドメイン コントローラー (DC) 上で Net Logon サービスによって作成された Netlogon 共有が、以前のアプリケーションと語義を共有しているファイルで互換性をサポートするかどうかを制御します。
この設定が有効なときは、Netlogon 共有により、呼び出し側に読み取りアクセス許可しかない場合でも、共有上のファイルへの排他的読み取りアクセスの要求を受け入れるファイル共有語義が優先されます。
この設定が無効または未構成のとき、排他的アクセスが要求されて呼び出し側に読み取りアクセス許可しかないときは、Netlogon 共有により、共有上のファイルへの共有読み取りアクセスが与えられるようになります。
既定では、排他的アクセスが要求されたとき、Netlogon 共有により共有上のファイルへの共有読み取りアクセスが与えられます。
注: Netlogon 共有は、ドメインのクライアント コンピューターが使用するように Net Logon サービスによって作成された共有です。Netlogon 共有の既定の動作により、排他的読み取りアクセスを要求することによってファイルをロックできる、Netlogon 共有上のファイルへの読み取りアクセス許可しかないアプリケーションがないことが確認されます。ファイルがロックされると、グループ ポリシーの設定がドメインのクライアントで更新されなくなる可能性があります。この設定が有効なとき、Netlogon 共有上でファイルをロックできる機能に依存している読み取りアクセス許可しかないアプリケーションは、グループ ポリシー クライアントによるファイルの読み取りを拒否できるようになります。それから、一般的にはドメイン上の Netlogon 共有の利用可能性が低くなります。
このポリシーが有効な場合は、ドメイン管理者はドメインで排他的読み取り機能を使用しているアプリケーションが、管理者に許可されたアプリケーションのみであることを確認する必要があります。
Registry Hive | HKEY_LOCAL_MACHINE |
Registry Path | Software\Policies\Microsoft\Netlogon\Parameters |
Value Name | AllowExclusiveScriptsShareAccess |
Value Type | REG_DWORD |
Enabled Value | 1 |
Disabled Value | 0 |