常にシステム特権でインストールする

Windows インストーラーを使ってシステムにプログラムをインストールするときにアクセス許可を使うように指定します。

この設定を使うと、システム特権がすべてのプログラムに拡張されます。通常、この特権はユーザー (デスクトップ上で提供されている) またはコンピューター (自動的にインストールされている) に割り当てられているプログラム、またはコントロール パネルの [プログラムの追加と削除] で利用できるプログラム用に予約されています。この設定を使うと、ユーザーはアクセス許可が与えられていないため表示も変更もできないディレクトリ (厳しく制限されているコンピューター上のディレクトリを含む) へのアクセスを必要とするプログラムをインストールできます。

この設定を無効にした場合、または構成しなかった場合は、システム管理者から配布または提供されていないプログラムのインストール時にはユーザーの現在のアクセス許可が適用されます。

注: この設定は [コンピューターの構成] および [ユーザーの構成] フォルダーにあります。この設定を有効にするには、両方のフォルダーの設定を有効にする必要があります。

警告 : 上級ユーザーは、この設定で付与されるアクセス許可を使って特権を変更し、制限付きのファイルおよびフォルダーに継続してアクセスできます。この設定の [ユーザーの構成] バージョンのセキュリティ保護は必ずしも安全ではないことに注意してください。

サポートされるバージョン: Windows 2000 以降

Registry HiveHKEY_LOCAL_MACHINE
Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Windows\Installer
Value NameAlwaysInstallElevated
Value TypeREG_DWORD
Enabled Value1
Disabled Value0

この設定を有効にするには、コンピューターとユーザー両方に対して設定する必要があります。


msi.admx

管理用テンプレート (コンピューター)

管理用テンプレート (ユーザー)