CRL (証明取り消し一覧) の取得

このポリシー設定では、証明書の有効性を検証するために Outlook 2007 で証明取り消し一覧を取得する方法を指定します。証明取り消し一覧 (CRL) は、デジタル証明書の管理元である証明機関 (CA) によって取り消されたデジタル証明書の一覧です。通常は、証明書の発行が不適切である場合や、関連付けられている秘密キーが侵害された場合に取り消されます。



このポリシー設定を有効にした場合、以下の 3 つのオプションから、Outlook 2007 で CRL を使用する方法を選択できます。



- [既定のシステム設定を使用する]。オペレーティング システムで構成されている CRL ダウンロード スケジュールを Outlook で使用します。



- [オンラインになると自動的に CRL を取得する]。このオプションは、Outlook の既定の構成です。



- [CRL を取得しない]。オンラインの場合であっても、Outlook で証明書の CRL がダウンロードされません。このオプションによって、セキュリティが低下する場合があります。



このポリシー設定を無効にするか、未構成にした場合、Outlook 2007 では、CRL をダウンロードできる URL を含む証明書を処理しているときに Outlook がオンラインであれば、その URL から CRL が取得されます。

サポートされるバージョン: Windows Vista 以降




  1. 既定のシステム設定を使用する
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Office\12.0\Outlook\Security
    Value NameUseCRLChasing
    Value TypeREG_DWORD
    Value0
  2. オンラインの場合は常に CRL を取得する
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Office\12.0\Outlook\Security
    Value NameUseCRLChasing
    Value TypeREG_DWORD
    Value1
  3. CRL を取得しない
    Registry HiveHKEY_CURRENT_USER
    Registry PathSoftware\Policies\Microsoft\Office\12.0\Outlook\Security
    Value NameUseCRLChasing
    Value TypeREG_DWORD
    Value2


outlk12.admx

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