Exchange サーバーでの認証方式
このポリシー設定では、Microsoft Exchange Server を認証する場合に Outlook 2007 で使用する認証方法を指定します。注意 - Exchange Server では、Kerberos 認証プロトコルおよび NTLM が認証用としてサポートされています。Kerberos プロトコルはより安全な認証方法であり、Windows 2000 Server およびそれ以降のバージョンでサポートされています。NTLM 認証は、Windows 2000 よりも前の環境でサポートされています。
このポリシー設定を有効にした場合、以下の 3 つのオプションから、Outlook 2007 での Microsoft Exchange Server の認証方法を選択できます。
- [Kerberos/NTLM パスワード認証]。Kerberos 認証プロトコルを使用した認証を行います。失敗した場合は、NTLM を使用した認証を行います。このオプションは既定の構成です。
- [Kerberos パスワード認証]。Kerberos プロトコルのみを使用して認証を行います。
- [NTLM パスワード認証]。NTLM のみを使用して認証を行います。
このポリシー設定を無効にするか、未構成にした場合、Outlook 2007 では Kerberos 認証プロトコルを使用して認証を行います。Windows 2000 またはそれ以降のドメイン コントローラがないため Kerberos 認証プロトコルを使用できない場合は、NTLM を使用して認証を行います。
サポートされるバージョン: Windows Vista 以降
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